《Digital Marketing》2016年の始めに考えること
2016年になりました。
2016年になりました。今年もデジタルマーケティングの世界では、様々な変化があるでしょう。Googleの検索アルゴリズムも変化するでしょうし、Facebookも変化し続けるでしょう。より良い結果を出す為にも、マーケットの変化に合わせて変化し続ける必要があります。本来なら既に対応させていなければならない項目を列挙してみましょう。
レスポンシブWebデザインは当たり前
未だにスマホに最適化されていないWEBサイトを散見します。デジタルマーケティングを重要視していないのでしょうが、そろそろ本腰を入れる必要があります。一昔前は電話帳に記載がない企業は《信用度》が若干落ちる時代があありました。現代は《Webサイト》を持たない企業の信用度が落ちる時代です。
Googleはユーザーが外出先でも検索エンジンを利用している事を当然知っていますし、ユーザーの利便性を重要視しています。可能な限り最善の方法でユーザーにサービスを提供したいと考えています。
Googleがモバイルフレンドリーを重要視し、モバイルフレンドリーではないWebサイトがオーガニック検索で検出されなくなる日が来るかもしれません。
日本の検索エンジンのシェアはGoogleの一強状態ですから尚更対策を早く打たなければならないでしょう。
(※2015年11月現在 Google検索62.23%、Yahoo検索34.79%、bing検索2.59%で、Yahooの検索アルゴリズムはGoogle製の為、実質Google検索で97.02%占有)
参考:
StatCounter Global Stats - Browser, OS, Search Engine including Mobile Usage Share
Webサイトは常に更新し続ける必要がある
Googleは高品質のWebサイトを好みます。高品質という曖昧な表現で申し訳ないですが、主に重要視している点は、《ユーザーが見やすいサイト構成》と《常にタイムリーなコンテンツの供給》している事と考えられています。
ユーザーが見やすいサイト構成には、先述のモバイルフレンドリー要素も含まれていますし、タイムリーなコンテンツの供給には、ユーザーの滞在時間のように数字としてわかりやすい要素も含まれています。
ユーザーがすぐにサイトを離れる原因として、Googleは検索クエリとサイトのコンテンツが一致していないと見なしている傾向があります。このようなロスを防ぐ為にも、デジタルマーケティングを重要視するのであれば、サイトは常にタイムリーなコンテンツを更新し、検索クエリと関連性の高いコンテンツを持つ必要があります。
スパムリンク対策は万全か
1999年にGoogleの検索エンジンに大きな変更がありました。わかりやすく言うと《被リンクの多いサイトは、それだけマーケットにおいて重要なサイトである》という考え方を改めます。現在は自然に被リンクを稼いでいるサイトに加え、Googleの中の人自身の目で検索クエリをチェックし、サイトコンテンツをチェックしていると考えられます。逆に、不自然なリンクが多いサイトの評価は著しく低く評価する体制に変化しています。
つまるところ、有意義なコンテンツ、製品をGoogleはユーザーに届けたいというマインドが根底にあることをベースにDigital Marketingを考えなければなりません。
ソーシャルメディアを重要視する
ソーシャルメディアの存在を無視してDigital Marketingは成り立たなくなっています。それだけ現在はソーシャルメディアに存在感があります。企業にとっても、CSの観点から見てもソーシャルメディアは重要です。ユーザー、消費者の要求は高くなる一方です。
しかし、将来的にはソーシャルメディアを避けた企業は没落していくかもしれません。自社にとって否定的なコメントを恐れずに、立ち向かい、顧客を教育していかなければならなくなるのが2016年からかもしれません。
肯定的や賛美されるコメントが並ぶのもソーシャルメディアという事実を忘れない事が重要です。
リスティング広告
GoogleAdWordsやYahoo!JAPANプロモーション広告、Facebook広告に加え、2015年にはInstagram広告も一般化しました。各々リーチは異なりますし、どれが良いという事はないですが、プロモーションの必要性を感じているのであれば、最適の設定で行う必要があるでしょう。自社のビジネスはマーケットに左右されます。そのマーケットを選び、マーケティングを行うべきかは、慎重に行うべき話です。
皆さんの会社では、今年はどこから改善しますか?